●正常院でのご葬儀
正常院では葬儀会場（本堂）はもちろん、お通夜会場もご用意できます。近年、住宅の形も様々で自宅でお通夜等を行うことが難しくなりました。私たちが日々「生」きることが簡単ではないように、「死」ぬということも簡単ではなく、簡単に葬送儀礼を済ませてはいけません。葬送儀礼は亡くなった方をお送りする儀礼というだけでなく、〝今できる精いっぱい〟で亡き人を送りだすことで、遺された私たちの心も救われてゆく大切な儀礼なのです。
現在よく目にする葬祭場での葬儀社主体のお葬式は確かに楽ですが、ただ座っているだけで「葬送儀礼を精一杯行った」という行動や実感は乏しいように思います。簡単に済ませてしまう（楽を選ぶ）と心が取り残され、自身（遺族）の心は養われません。正常院のお葬式は一見「便利」という時代の流れに逆行しているようですが、本来の葬送の姿や想いを失うことなく、ご家族皆さんで作り上げる昔ながらの葬儀を行っております。さらに、ご先祖さまは法要一般はもちろん葬儀でも利用できるように寄進を募り伽藍を遺してきました、その伽藍を利用し葬送することは最上の供養となります。
当然、葬儀社に全て任せるよりは手間もかかるし大変かも知れません。しかし、大切な家族（ 1人の人間）の命をおくりだすのです…手間もかかるし、大変であるのは当たり前だと私は考えます。正常院の葬儀は、亡き人と遺族の両方の心が養われることを願っております。共に考え、共に〝今できる精いっぱい〟で亡き人をおくってさしあげましょう。
現在よく目にする葬祭場での葬儀社主体のお葬式は確かに楽ですが、ただ座っているだけで「葬送儀礼を精一杯行った」という行動や実感は乏しいように思います。簡単に済ませてしまう（楽を選ぶ）と心が取り残され、自身（遺族）の心は養われません。正常院のお葬式は一見「便利」という時代の流れに逆行しているようですが、本来の葬送の姿や想いを失うことなく、ご家族皆さんで作り上げる昔ながらの葬儀を行っております。さらに、ご先祖さまは法要一般はもちろん葬儀でも利用できるように寄進を募り伽藍を遺してきました、その伽藍を利用し葬送することは最上の供養となります。
当然、葬儀社に全て任せるよりは手間もかかるし大変かも知れません。しかし、大切な家族（ 1人の人間）の命をおくりだすのです…手間もかかるし、大変であるのは当たり前だと私は考えます。正常院の葬儀は、亡き人と遺族の両方の心が養われることを願っております。共に考え、共に〝今できる精いっぱい〟で亡き人をおくってさしあげましょう。
お通夜会場
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ご葬儀のようす
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お斎会場
●ご葬儀のながれ
◎枕経
はじめに、病院や施設等で長く療養されていた故人に一度ご自宅にお帰り頂きます。ご連絡いただき都合が整い次第、枕経
に伺います。涅槃団子・一膳飯・線香立てと蝋燭などが用意されていれば読経いたします。この時に相談し今後の日程
を決めております。
※ご自宅での枕経が難しいようでしたら当院でお受けいたします。ご遺体の移送など不安が多々あると思います、生前でも構いません、ご相談いただければ金銭的にも負担の少ない葬儀社をご紹介いたします。
※ご自宅での枕経が難しいようでしたら当院でお受けいたします。ご遺体の移送など不安が多々あると思います、生前でも構いません、ご相談いただければ金銭的にも負担の少ない葬儀社をご紹介いたします。
◎納棺
近年はご家族だけで行うお宅も増えました。遺族、当院の都合の良い日を決め、納棺後当院の通夜会場に移します。
◎通夜（当院観音堂）
故人を移されたその日の夕方（葬儀前日）にお通夜を行います。梅花講の方々から御詠歌をお唱えして頂き、引続きお通夜の読経（通夜歎佛）をいたします。
◎出棺供養（事情によって先に火葬を済ませる場合もあります）
葬儀当日の朝に出棺供養を行います。終わって火葬場に向かいます。
※車で10分ほどの場所に市営火葬場がございます。
※車で10分ほどの場所に市営火葬場がございます。
◎葬儀・告別式
火葬終わり次第お寺に来ます。山門から本堂に上殿し、御詠歌のお唱えとともに本葬儀（告別式）を行います。
◎施食会法要
亡き人及び参列の皆さま、参列の皆さまのご先祖さまが生きるために奪った沢山のいのちの供養をいたします。施食は読んで字のごとく「施すこと」が供養になります。物でも心でも惜しみなく布施する、私たちの洗心供養でもあります。
◎初七日～三十五日法要(※お願いされた場合のみ)
ご一緒に読経して、ご供養いたします。
◎四十九日法要（※お願いされた場合のみ）
葬儀当日に行うお宅が増えましたが、本来は四十九日後に行う法要です。
◎納骨（※お願いされた場合のみ）
お墓に納骨いたします。
これも本来は四十九日後ですが葬儀当日に納骨を済ませてしまうお宅が増えました。
これも本来は四十九日後ですが葬儀当日に納骨を済ませてしまうお宅が増えました。
◎その他
- 四十九日後に白木のお位牌から黒塗りのお位牌へ替え精入れをする。
- 新盆供養に参列する。
- モリ供養で分骨を納める。
などなど…しばらく供養に身を委ねることになります。わからないこと、不安なことたくさんあると思いますが、いつでもご相談ください、生前からご相談お受けいたします。正常院は当院を運営するだけの布施は頂きますが戒名料等の高額で不明瞭な請求は一切ありません。さらにご自分たちで動くわけですから葬祭業の方に任せるより費用を抑えられます。できる限り臨機応変に対応いたします。ご先祖さまが遺された古来より続く伝統を安易に変えたり、絶やすようなことはしたくありません。かといって絶対こうしなければいけないというものでもありません。大切なのは「精一杯供養したい」という施主家（家族）の想いです。